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ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン |
★★★☆☆
 あの戦いから2年後。謎の病気が発生。一方クラウドのもとに護衛の仕事が舞い込む。過去にとらわれるクラウドは引き受ける事はしなかったが、次第に巻き込まれて・・・・・と言うお話・・・・かな? あのファイナルファンタジーⅦ、の正当な続編。ですね。 と言ってもコチラは、ゲームではなく、映像作品。 100分ほどのボリュームになっております。 さて・・・・FFのフルデジタル作品と言えば、110億円の赤字を出してしまったあの映画が思い出されますが、 今回は、一から世界観を作って・・・・と言うわけではなく、 Ⅶの世界観の2年後ですから、入り込みやすかったです。 オープニング、ほんとにはじめの初めは、ゲームをクリアしている人には、おおお!!と思える形で始まったと言う感じです。 その他にも、バイクによるバトル、召還獣らしき生物(?)とのバトル、見覚えのある舞台、なじみのキャラクターによるパーティー的バトル、などなど・・・・ 結構、ゲームを、特にⅦを思い起こさせるシーン、カットがふんだんにでてきます。 ああ・・・こんな奴居た!とかそうそう、こいつってこうだよね。とか、ココってあのシーンの舞台じゃん!!とか、思い出が蘇ってきます。 無理にリアルにするのではなく、キャラにいたっては人か!?と思わせるアクション、実写に近づけようと言うよりは、キャラを守った上でCGを見せつけようという感じに見えました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つまり、ファンコレクションアイテム?・・・・って感じでした。 ゲームをプレイした方には、すんなり入れると思いますが、この作品が初見の方は、ちょっときつかったのではないでしょうか。 この世界の設定を理解するのに抵抗があったかもしれません。 コレは、続編が持つ宿命なのかもしれませんから、仕方が無い事かもしれませんが・・・・・・ 映像は見ごたえがあったと思います。 今回は、110億円の赤字映画のときより表情も豊かだったように感じます。もちろん前作を知ってる所為かも知れません。 しかし、やはり、フルCGなので、どこか人形のような無機質感は漂ってましたし、実写にあるような揺らぎがもっとほしかったです。 特にキャラの動きとカメラワークがそれを感じさせました。 寸分狂わない無駄の無い動き。 計算されつくされ、ミリ単位のずれもなく画面に捕らえるカメラワーク。 どこか硬く感じてしまいます。 美しい背景は、どこかにありそうな、どこにも無い世界観を作り出すのにはうまくいってた感じはします。 さて、シナリオですが・・・・・正直、またしても惜しい!! と言った感じでした。設定は面白そうな予感はさせるのですが、もっと過去を引きずり苦悩する主人公とか、病気にまつわる、もっと重大な本筋にかかわる事態など出してほしかったです。 とにかくバトルシーンが見せたい、と言う作りはいいのですが、でしたら、あのバトルシーンの数々はいまいちでした。 見せ方が、瞬きするとついていけないほどのカット割り、動き、などなど・・・・ 人を超える体術や武器使いによる動きなどはナイスアイディアだと思いますが、演出がよくなかったかと・・・・ 迫力を出そうとしすぎて、何がどうなってるのか分からない、となってしまっては、長いバトルシーンなだけに、疲れるばかりでした。 テーマにかかわるような所は会話で分からせる所が多く感じたのも残念でした。 とくにティファとのやりとりなど、お互いをわかってるけど・・・・ といった感じで進むので、なかなか肝心な言葉すら出てこないで、キャラクターの感情も分かりにくくなっていたと感じました。 キャラを壊さないように・・・と言う事なのかもしれませんが、映画的に・・・と言いますか、物語に深みを増すためには、やはり、このキャラがこんな事をしてしまうくらいの出来事だったんだ、と観客に思わせる意外性とかやったほうが良かったのではないでしょうか。 しかし・・・・やはり、やはり何かを期待させてしまう作りになっていたとは思えます。 日本独特のCG映画ってこうやって発展していくのではないだろうか、と思わせるパワーがあったと感じました。 シナリオや、演出にもっとプロを迎えたうえで、あの映像技術で作ってほしいです。 個人的に、Ⅹあたりのものを映像化希望です。
「続きを読む」からはネタバレありです。 ________________________________ [続きを読む...]
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