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ファンタスティック・フォー |
★★★☆☆
宇宙線を浴びた4人が超能力を発揮。悪と戦うお話。…でいいのかな^^ マーベル・コミックからの映画ですね。スパイダーマン、X-メンなどの感じです。 ダークエンジェルのころからなじみのあったジェシカ・アルバが出てました^^ なかなか可愛いらしかったです。 が、彼女のファンでない方には普通…だったんじゃないですかね^^ シナリオもこれといって奇抜な感じもなく、だからといって淡々と話が進んでいくという事でもなく、いわゆるマーブルヒーローものの型といった感覚だったんじゃないでしょうか。 それぞれが持っている個性を劇中どれだけ表現できていて、その個性が集まって敵を倒す。といった流れなので、単体ヒーローの苦悩や葛藤を描くものではなく、キャラの魅力で魅せるといった感じでした。 ので、ジェシカ・アルバのファンはそこだけでOKかと^^ 頭を空にして見れる作品だと思います。 バトルシーンがちょっと少なめな感じもしますが、超能力を持った人間の日常の部分も描かれていたりして、楽しめると思います。 ザ・シングがごっつい手をしてるため細かな器具をもてなかったり、感情を高ぶらせると透明になってしまうインヴィジブル・ウーマンの恋模様とか…
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SHINOBI |
★★★☆☆
伊賀、甲賀の争いとその頭領同士の悲恋のお話…かな^^ 山田風太郎原作の『甲賀忍法帖』が原作らしいです。 ご贔屓な俳優さんなどいらっしゃれば、まぁ見れなくはないです。 が!!その部分に興味ないという方は★-1して考えてください。 小生、仲間由紀恵を贔屓で見たのですが、小生が好きな彼女のキャラではなかったので、イマイチでした。 オダギリジョーの方がいい感じに写りました^^ さて、劇なのですが…シナリオの所為か、ほとんどの事柄が薄かったです。 名前を覚える前に死んでしまう伊賀・甲賀の忍び達、そこにこれといった響くドラマなし… 主人公たちの恋愛部分ももっと掘り下げて表現してほしかったです。 具体的なエピソードを加えなくても、Hシーンを入れる(不可能かもしれませんが…)とかで、かなり違っていたのではないでしょうか… 忍びの里を生かすためのものなら、主役ヒロインそれぞれの、もっと里に対する思いの部分を描いた方が良かったと思いますし… 全体的にはなんとなく「英雄」や「LOVERS」を意識してる風に思えましたが、正直、以上のものは何もありませんでした。 映像も部分は悪くは無かったと思いますが、やはりこれも「英雄」や「LOVERS」以上には感じませんでした。 日本の風景をそれなりに綺麗には撮ってあるとは思うんです。 が!!演出かなぁ~生かしきれてない気もします。 見た後の感想が「……で…」となってしまうのがなんとも… そういえばこの作品ファンドでやった作品でしたね。 その辺の絡みとかあってああなったのかな…
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アナライズ・ミー |
★★★☆☆
ノイローゼになったマフィアのボスと精神分析医のお話。 ロバートデニーロがコメディーに出てました^^ デニーロファンにはお勧めの作品だと思います。 が・・・期待が高すぎたのか、小生、いまいち笑いどころが ピンときませんでした… みててつまらないわけじゃないのですが、 笑う準備していたのが悪かったかもしれません… 多くを語る事が出来ない作品でした。 見る人が見れば面白いんだろうなぁ~と思える、 見る人を選ぶ作品な感じです。 ただただ時間つぶし的に見る分には面白かったですが^^ テーマとして語っている自分探しみたいな部分はわかります。 マフィアのボスがマフィアのボスが故に病気になっている、 では、病気を治すには?… 今までの生活を変えるという事が思いつきもしないボス… といった感じでストーリーは進みます。 事あるごとにデニーロは精神科医を呼び出したりします。 その呼び出し方とかの強引さでちょっとクスリとしたくらいでしょうか… う~ん、笑える人にはもっと笑えるのかも知れませんが、 笑いの部分に期待せずみればいいのかな^^ 結局そこに落ち着きそうです。
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妖怪大戦争 |
★★★☆☆
加藤が率いるメカ妖怪(?)から日本を救え!!というお話。かな^^ 子供向けの作品というか、お話でした。 いや…それでよかったと思います^^ 子供が主人公だったのですが、変に英雄に描かれてなかったのも、よかったと思います。 戦ってるときも、主役の子供がかっこよく戦っているというより、 その子供が使う剣が力を発揮しているといった感じでしたし、 それに振り回されながら戦っている姿、声が結構よかったですね^^ 下手なヒーローに仕立てなかったところは好感が持てました。 また、妖怪たちも戦う(戦争)をしているわけじゃないというところも いい感じでした。 主人公の子供が妖怪たちを引き連れて…なんて展開になると、 ただの愚かしいヒーロー願望映画になって興ざめしてしまうところでした。 妖怪たちが皆、戦うことを嫌がり、ともに戦う仲間が集まらない所などは、見てて面白かったです。 ところで、敵の加藤保憲ってあの帝都物語の…と思ってしまいましたが、 キャラを拝借しただけで関係ないみたいですね^^ さて、子供向けなので、時折笑えるノリで作ってあるところもあります。 演じてるキャラが妖怪なのでそんなに違和感なくそのノリは受け入れられました。 そういった部分もお気楽に見る分にはそれなりに楽しめる作品だと思いますが、 小生的にはCGにちょっとがっかりでした。 あまりにも露骨にそうだとわかってしまう出来でした。 特にCGとそうでないところの差が見えすぎて、気持ち悪く、違和感まみれで見えないこともなかったです。 あと、エピソードごとの掘り下げがいまいちだったと思います。 いろいろ盛り込みすぎて、全体がうすくなちゃったという感じがします。 落ちに少年は大人になる、といったところを持ってくることで、この物語は子供にしか見えない、わからないファンタジーである。という感じに締めくくっているのですが、どうせならソコに焦点を持ってくる形のシナリオにしたほうがよかったのではないかな…と思えました。 妖怪たちは、それぞれの役目を持った子供(小豆洗いはとことん小豆にこだわるといった…)という風に描かれていまして、その子供がごっご遊びをしている感じなのです。 なので、きちんと戦争はしない。 そこはそれで実によかったと思います。 その中でそれぞれが自分のエゴの動機で物語りは高まっていくのですが、そんな仲間に加わった人間である主人公も、仲良くなった妖怪すねこすりを助けたいという自分の思いのみで戦います。 しかし、人は大人になると妖怪を認識できない、見えないという設定です。 なればこそ、少年が大人に近づくにつれ、妖怪たちが見えなくなるといったエピソードがほしかったです。 なにかワンエピソード省いてでも… 落ちに持ってきた、大人になることでの充実とその分無くしてしまうモノの大きさや寂しさは少年自らが選んだ、もしくは人はそうでなくては生きられない業みたいなものがある、と締めくくるには必要だったエピソードじゃないかな…と思ってしまうところもありました。 もうひとつ思ったこと、川姫とアギの女妖怪、エロいです^^
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戦国自衛隊1549 |
★★★☆☆
前作、戦国自衛隊とはかかわりの無いお話だと思います。 タイムスリップした仲間を救出に行く自衛隊員達というお話。 リメイクとも言えませんね。ぜんぜん話も出てくる武将も自衛隊の武器も違ってましたし、お話のベクトルが間逆といって良い感じでした。 こうなると、もう好みになってくるんじゃないでしょうか。 小生どちらかといえば今作の方が好きになれました。 もともと自衛隊が戦国時代へ…というパラレルワールドのめちゃくちゃなお話なので、史実に照らし合わせて、は野暮だと思いますが、それでも、おいおい…といいたくなるところは満載だと思います^^ さておき、オモシロさといたしましては、自衛隊が戦国の世に行ったらどうなるか?!といったシュミレーション部分に楽しさを見出す人には、ぜんぜんダメだったんじゃないでしょうか。 アプローチがまったく違ってました。 ソコに楽しみを見出す人は前作の映画の方が面白かったと思います。 自衛隊が戦国時代に行き、どう生きていくか!!が前作の方が良く描かれていたと思います。 では今作は、ともういますと、歴史のゆがみの修正。 つまり、現代に帰ってこれることが前提です。 現代人が戦国の世で生きようとすれば前作のような末路(小生には自虐的な感じにしか写らなかったです)になる、その事を修正する事を目的としてます。 ので、ただただ自爆するしかなく男の美学的なモノのくだらなさを笑う意図が小生には感じられました。 エンターテイメントとしては、男の美学に頼った方が見れるところはあるかもしれませんが、そういった感覚は、小生にはうそっぽく見えてイマイチです。 ので、今回のようなあらすじの方が安心して見られるといいますか、話の筋としては納得いくんです。 タイムスリップとかのSF部分は置いといて…ですけどね^^ なので、かっこよくないです。 みっともないと言ってもいいくらいでした。 刀と刀の争いや銃や弓でのやりあいでキメキメのかっこよさは皆無です。 どちらかというとかっこ悪いくらいあがいて、みっともないくらいがんばって、大切と思える事をやる。 ソコに重点が置かれてたように思えました。 なればこそ、もっとかっこ悪くあがいて、みっともなく描いて欲しかったというのを感じました。 最後の最後で主人公達の前にかつての仲間が現れ、主人公が一緒に帰ろうと誘います。 その姿勢がこの物語の指し示す方向だったと思いました。 その誘いに、かつての仲間が答えた事を良しとするか、そうじゃないとするか、でこの作品に求めていたモノを観客自身が感じ取れたのではないでしょうか…と思いました。
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アイランド |
usi評価:★★★☆☆
汚染された地球で、隔離、管理された場所で生きている数千人の人々、抽選で、唯一汚染されてない場所にいけることだけが彼らの希望。 そんな世界に疑問を抱く主人公だが・・・・というお話。 う~~ん・・・・ネタばれしないで見たほうが面白いと思いましたので、ここまで・・・・ 話は色々と2転3転いたします。 で、率直な感想。期待して見なかった分、楽しめました。 思っていたよりアクションがあったり、車壊しまくってたり、派手でした^^ 絵的な部分では、日本で言うバブル期のセンス的なモノが、インテリアなどに感じましたが、金を持った人間ってそんな空間がほしくなるのですかね^^ は、さておき・・・小物類などが面白かったですかね。 無茶苦茶未来なわけじゃないということで、街のつくりは基本的に今でもありそうなところを残しつつ、電車が浮いてたり、バイクが飛んでたり、ちょっとしたアイテムが未来になってたりしてます。 印象に残る画はこれといってないのですが、全体的によくできたいたと思いました。 ストーリーはどこかで見たような・・・と思わなくはなかったですが、それでも、こんなこと未来の闇で行われてもおかしくないかもなぁ・・・だったらちょっと怖いな・・・と思わされました。 シーンシーンでどうしてもあの映像あの映画で見たなぁ・・・ あの発想、別の作品でやってたな・・・と思うところもかなりありましたが、うまく組み立てている、とは感じました。 あまりややこしくもないお話なので、ちょっと時間が空いたときなどの観賞に良いかも、と思いました。
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キングダム・オブ・ヘブン |
usi評価:★★★☆☆
鍛冶屋だった主人公が十字軍に参加し、キリスト教とイスラム教のエルサレムをめぐる戦いにその能力を発揮していく・・・・というお話・・・かな^^ 時間経過が少し曖昧のようですが、史実に基いた作品のようです。 宗教でおこる争い、殺し合いというものは、小生イマイチピンと来ませんが、今も同じ地で同じような事で争ってるのか・・・と思うと、なんとも考えさせられる作品でした。 小生、何の予習も無しに見たので、これからご覧になる方は十字軍の事や宗教観の事を予習しておいた方が、より理解が深まり楽しめるかもしれません。 さて、この作品、結構登場人物が覚えにくく、着いていくのに苦労した感じがいたします。 というか、主人公はじめ感情の流れの部分の表現が説明不足といいましょうか、分かりにくく、何でそうなるの?という所が多々ありました。 その部分だけでは無く、全体的に説明不足な感じもいたしました。 前半はそういった人とのふれあいや、関係、人間関係から来る複線があるのですが、その部分がちょっと見てて退屈を感じました。 もっと見せる事もできたと思いますが、何故か、演出や表現が押さえ気味に思いました。 主演のオーランド・ブルームは単純にカッコよく思いましたが、好感や共感はそんなに感じるものではありませんでした。 描き方の問題なのか、彼の演じるキャラが万能な能力に見えてしまうが、不可解な行動が多いように見えた所為か・・・・・ しかし、今のハリウッド映画で、このような宗教観を背景にしたものを撮ることは難しかったのではないかと思いました。 敵となるイスラム教も、完全に悪役というより、その軍隊を率いる長は、色々と理解した人物に描かれており、事を起こしたのは狂信者と見て取れます。 う~~んほんとに描き方が難しかったんだろうなぁ・・・と思ってしまいました。 が、その部分は見事な描き方をしてたと思います。 ラストの防衛戦はなかなか迫力を感じました。 投石器などはこんなおっかないものなのか・・・と素直に思いました。 あの時代の戦争に使われた様々な知恵も感じました。 また、ぐぐっと引いたカメラ視点も効果的だったと思います。 世界観が良く感じ取れました。 前半部分の展開と、説明不足な感覚が残念でしたが、小生が史実に詳しければもっともっと楽しめた作品だと思いました。
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ナルニア国物語 |
usi評価★★★☆☆
第2次大戦中のイギリスで疎開した子供達4人が、疎開先に家にあった衣装箪笥の中に入り込み、不思議な世界に紛れ込み・・・というお話し。 「指輪物語」「ゲド戦記」と並んで世界3大ファンタジーといわれる一本ですね。 そのお話しをディズニーが撮ったものですね^^ 小生、原作は知りません。 とにかく、3大ファンタジーといわれるモノなら見ておこう・・・ くらいのつもりで見ました。 まず、色々な、そこそこ馴染みのあるモンスター(?)クリーチャーなのかな・・・が目を惹きました。 フォーン、オーク、トロル、ケンタウルス、グリフォン、ミノタウルスなどなど・・ それらが混合しての合戦は面白かったです。 個人的にはケンタウルスの槍隊が突進していくところが好きでした。 で、やはりディズニー、原作と比較するとどうなのか分かりませんが、キャラが結構はっきりしていて、良かったです。 しかし、脇のキャラが魅力的で、主人公達がイマイチな魅力でした。 いきなりあんな大群指揮できるものなのかいな・・・・ そんな想像上の生き物の中でアスランはまんまライオン、 ん?大丈夫か、ちょっとでも架空のところをデザインに取り入れた方が目立つんじゃ・・・と思ってましたが、いやいや・・・コレがなかなかいい味出してました。 そういったところは、ディズニーのキャラの立て方の上手さを感じました。 原作ではかなり宗教を背景にした設定やエピソードがあるようですが、この作品では、別に知らなくても楽しめます。 さて、それでも小生がイマイチと思った所は、 殺し合いしてるのに血の表現が殆どない所でした。 多分、子供向けに作るために、そういった描写は出来なかったのかもしれませんが、それでも、きちんと描いて欲しかったです。 それと、カメラをもっと引いたロケーションを見せるというカットも少なかったので、この世界を感じるのには物足りませんでした。 そこばかりのことでは無いと思いますが、そういった表現が薄かったので、イマイチ臨場感がありませんでした。 演出部分でも、各クリーチャーなどは良く出来ていたと思いますが、斬新な表現などで見せるといった所も見当たりませんでした。 とにかくディズニーならではといった感じのキャラ作り、の部分が見所だったのではないでしょうか。 そこ以外、どこを一番見せたかったのか、などがイマイチ伝わってこなかったのは否めません。 もう一歩踏み込んだ表現で描いて欲しかったです。 そうすることで、かなり見ごたえのある作品になったのでは・・・と思ってしまいました。
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チャーリーとチョコレート工場 |
usi評価:★★★☆☆
世界最大のチョコレート工場に招待されるお話し。 むむむ・・・おとぎ話です^^ 小生、全く何の前知識も無く、原作も知らず見ました。 好みの分かれる作品になっているんじゃないでしょうか。 監督がティム・バートンで、良くも悪くもその味がにじみ出ていたと思います。 小生といたしましては・・・・・まぁ・・・・まぁ・・・ といった感じでしたでしょうか。 見る前に期待が高かったのでそう思えたのかもしれません。 主演のジョニ-・デップの演技は問題なく良かったのですが、小生途中から彼の演技が藤井隆演じるマシューに見えてしまい、変なツボに入ってしまいました。 そういえば、細かい事ですが主役のチャーリーがチョコを手に入れるチャンスが3回あるのですが、工場に行ける招待券を入手する事になる3回目のチョコ購入にちょっと不満がありました。 お金拾ったら交番に届けなくてイイの?・・・・・と 原作でそうなってるんですかね^^ あと、この映画観てたらチョコを食べたくなるんだろうなぁ・・・と思っていたのですが、全くといっていいほどその気はおきませんでした。 ワイフはわざわざ森永ダーツまで用意していたのですが、残してました。 食べ物は食べ物として存在していたほうが美味しそうなんですな^^ 川で流したり滝にしたりするともう口に入れる気がしませんでした。 「シザーハンズ」「エドウッド」「スリーピーホロウ」など監督ティム・バートン、主演ジョニ-・デップのペア作品が好きな方にはオススメです。
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あずみ2 Death or Love |
usi評価:★★★☆☆
徳川の刺客として、戦をなくすため、戦う少女のお話。 「あずみ」の続編ですね。 小生、原作は1,2巻で挫折しましたので、その内容はほとんど知りません。 が、今作はあまり原作とは関係ないらしい、と言うのも聞きました。 前作は見ました。 で、感想・・・・・ まずは、前作を見て無い人には不親切かなぁ・・・と思いました。 やはり、続編。前作を見て無いと、かなりわかりにくかったんじゃないですかね。 あずみの生い立ちや、何を思って、何を願って、何をしてきたか、といった所をどうしても引きずっているので、前作で語られていた部分を理解して無いと、どうして?となるかな、と思いました。 それと・・・・アクションシーン、は前作同様、上戸彩、という配役にしては、しっかりしていたと思います。 いや、役者に力量が無いということではなく、アイドルよりのおねえちゃんが剣劇をやると、お嬢様剣劇になちゃうのが多いと思うのですが、このシリーズでは、見せ方が上手いのか、役者もがんばったのか、しっかり見れましたです。 ただ、今作は、前作に比べ、殺陣より特撮部分に力が入っていたようで、そちらが好みの方には、よかったかもです。 が、小生はもっと殺陣でかっこよくやってほしかったです。 しかし、アクションシーンはかなりちりばめられていたと思いますので、そのがんばりはよかったと思います。 この手の話ではしょうがない事なのでしょうが、刺客にしてはかなり情にもろい主人公なので、どうせなら、そのゆれる心の部分をもっと深く描いてほしかった感じはしました。 シナリオでそうなっていたのか、演出か・・・いや演出部分では無いと思いますが、全体的に淡々としていたような印象も受けました。 山場がイマイチ盛り上がりに欠けたせいでしょうか・・・・ 適役に魅力が無かったせいかも知れません。 なかなか、個性豊かなキャラ達だったかな、とは思いますが、前作の美女丸のような、こいつむかつく!!といった魅力のあるキャラが見当たらなかったので、盛り上がりに欠けた感じもいたします。 それと気になった部分。 主人公は劇中、戦で親を亡くした子供達を大勢拾ってきて、 野盗をしてでも食わせようって連中と出会い、行動を共にするのですが・・・・・その中に主人公にとってひっかかる人物にそっくりなキャラがいたりします、まぁそれは良いとして、この連中・・・・・ なんで、そこまであずみと行動を共にするのか? ココから先は死んじゃうよ・・・という瀬戸際でも、まだ、突き進みます。 単にあずみをほっとけなかった、とか、人を斬りたい、といったことが、その連中の行動原理になってるような表現になっていましたが、それではいささか納得できませんでした。 ・・・・・・・上戸彩ファンにはお勧めですが・・・・・・ イマイチ、詰めが甘かった感じの作品でした。
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