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着信アリ
★★★☆☆
着信アリ
携帯電話に死の予告着信・・・
これを受け取った携帯の持ち主は予告着信があった日時に死ぬ。
っていう設定の恐怖もの。
小生、携帯もって無いので、イマイチその設定から来る恐怖が
分かりませんでした。
まぁ、怖かったのかな・・・
というか、これは「びっくりしたぁ!!」の部類の演出ばっかだったような・・・
どうしても、近い時期に見たので「呪怨」と比べてしまうのですが
「呪怨」の方が奥深いものがあった感じがします。
★を落とすほどの差は無いと思いますが・・・
なんと言いましょうか、この作品の上手いところは、小道具に携帯電話を使ってる所で、
そのせいで、音による演出が自然に思えるところではないでしょうか。
・・・・しかし、どうも静かな所から急に大きな音を鳴らすと、びっくりしますよね。
その手法を使いすぎてて、誤魔化されてる気がします。
怖かった、という表現より、びっくりさせられた、の方が的確じゃないかな・・・
テーマとしていて扱っていた「幼児虐待」も半端だったし、
おどろおどろしい恐怖、ではなく
お化け屋敷的なびっくりを好む方にお勧めな感じの作品でした。

「続きを読む」からはネタバレありです。
なんで、最後、柴崎こう が助かったのか分かりません。
2を見て無いので、この落ちって、分からなくていいのかもしれませんから、
まぁ、置いときます・・・
それにしても、びっくりした。
この作品を見た人の感想を耳にしたりしますと、
皆さん「怖かった」と言いますが、
小生にはイマイチ怖さは伝わらなかったです。
「びっくりした」が的確な表現の感じがしました。
正直、話の筋が「え、何で?・・・・」
と思わせる所が、多すぎのように感じます。
刑事のキャラクターもイマイチでしたし・・・
それと、どんでん返しのつもりでやったのでしょうが、
実は真犯人は一家の姉だった、とする落ち、
この姉が、おかーちゃんを恨んでって理屈は分かりますが、
こうする事でそれまで、テーマの一つとしていた、「幼児虐待」が
フッとじゃいました・・・惜しい・・・
それに、アソコまでの霊的パワーを発揮するには、恨みが浅い感じもします。
子役の演技でそう見えてしまったのかな・・・
なんにしても、びっくりはさせてくれました。

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