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ソウ-SAW-
★★★☆☆
ソウ DTSエディション ◆20%OFF!
目が覚めたら、密室の中に対角線上に鎖に繋がれた見知らぬ2人の男。その部屋の真ん中には死体が一つ。そして始まるゲーム・・・というお話。
結構本格的なサスペンス、といってもいいのではないでしょうか。
低予算でどうやって映画を作ろうか・・・・と、そこから始まった作品らしいです。
の割には、実に良く出来ていました。
それなりにシナリオもしっかりしていて、テーマ性もあり、スピード感あり、見ごたえありました。
追い詰められた人の表現など、見事に表現させていたと思います。
細かなフラッシュバック的な演出も、どきどき感を煽るのにいい効果を出していました。
次々と紐解かれていくような展開に、目が離せない、といった感覚を覚えさせるのも、すばらしかったです。
画作りも良かったです。
正直、オープニングのインパクトで、引っ張って、引っ張って・・・・・となりそうな作品だなぁ・・・・とはじめは思ったのですが、これが違ってました。話が進むにつれ、オープニングのインパクトを上回るような画があり、展開になっていきます。
タダ、怖い、気持ち悪い、といっただけの作品に留まってなかったと思います。
映画としての出来は良かったと思います。ので★3つつけました。
しかし!!!!!
個人的には、極めて個人的には、★1つでした。
この手の作品って、別に嫌いではないと思っていたのですが・・・・・
だめでした。まず、グロさが・・・・もしあれがたいした事無いという方がいらっしゃったら、多分その方は、ああいった画に、麻痺されてると思います。
と思うくらいのインパクトを感じるグロさでした。
そして、作品全体からくるストレス。
見終わった後の、後味の悪さがから来る、重圧がたまりませんでした。
そして何より、主要キャラになかなか感情移入できなかったです。
それなりの家庭を持っていながら、浮気をしている医師。
人のスキャンダルを飯の種に生活し、怒りっぽい性格のカメラマン。
何を考えて、このゲームを仕掛けたのか分からない犯人。
他にも、同僚を殺され、ヒステリックにその事件に取り付かれる元刑事。
などなど・・・・
誰に焦点を当てて見ようか・・・・という所が見出せませんでした。
ので、この密室から脱出する、といった目的で魅せる、もし自分がこんな状況に追い詰められたら・・・と思う瞬間が無かったのが残念でした。
にもかかわらず・・・★4つにしてもおかしくなかったかな・・・・と思える出来栄えだったと思います。
サスペンスとは、特に今作のようなものは、外から見てる感覚で楽しめるのが良い、とする人もいると思います。
ジャンル的にも好まれる方がいる事も分かります。
そういった目で見ると、なかなか良く出来た作品だと思います。
★5つつけてもいいのでは!!とも思えます。
しかし、おそらく、だめな人には、だめな作品でしょう。
よく見れば、とかテーマ的にとか、言ってみても生理的に受け付けないという方も出てくる作りの作品だったと思います。
好みで極端に別れると思います。

「続きを読む」からはネタバレありです。
________________________________________________
はじめは、密室で鎖に繋がれて・・・というシュチュエーションのインパクトでどこまで引っ張れるのか・・・・と不安に思っていたのです。
この部屋からの脱出劇かぁ・・・・と・・・
ところが、その密室にいる二人の男の記憶巡りをしていくうちに、いくつかの殺人を見せ付けられます。
まず、それが、グロさ爆発。
犯人は、ゲームを仕掛けます。ある場所に閉じ込めて、脱出したかったら剃刀が張り巡らされている場所を通り脱出せよ、とか
口を裂く形で死を迎えるような装置をつけられ、それを解除するには、時間以内にその装置の鍵はずさなければならない、しかし、その鍵は男の胃の中にとか・・・・
剃刀にちょっとずつえぐられ剃刀の張り巡らされている空間でぐったりと宙ぶらりんになった死体。
装置をはずすために、生きてる男の腹を刺し、腸を引きずり出し、鍵を見つける光景とか・・・・
気分げんなりの所に、その犯人を追っていた刑事が仕掛けに引っかかって、頭上からの銃弾を浴び、頭半分吹っ飛ばされるように死にます。
ううう・・・・追い討ちを食らった所で、観客は、その警官の相棒がそのことがきっかけで、警察を辞め、その犯人を上げるために狂ったようになってることを知らされます。
・・・・・マジでか・・・何か・・・何か良いことは・・・と希望にすがりたくなって来るほどの絶望を思い知らせれた観客を、次に襲うモノは、今まで、密室の中、何とか脱出しようとする男二人の間を、切り裂くような情報。
もともとお互いを100%信用してなかったとはいえ、完全に信用できないという状況に持って行きます。一方が一方をずっと監視していたという事実。そして、誠実そうに見せていた男も仕事と偽って愛人がいたという不摂生・・・・
あああ・・・この作品は何も信用してはならないのか・・・・と思わせた所に、制限時間が来て犯人らしき人物が男二人を殺そうと密室へ向かいます。
もう、だめじゃん・・・と思わせておいて、相棒を殺された刑事が、その犯人を押さえに!!
おおおお、今まで見てて気分悪かったけど、これで助かるのか!!ふぅ・・・見るのやめようかと思ったけど、見てて良かったかも・・・と思わせといて、その元刑事、あっさり死亡・・・・
一方、電話越しのやり取りで、妻と子供を殺されかけてる、と知った医師は、足に繋がれた鎖をはずすために、足を切断しだしたりします。
・・・・・・絶望とグロがいっぺんに来たよ・・・・マジですか・・・・
一方の男は片足を失い、一方の男はその医師によって肩を撃ちぬかれ、ぼろぼろになりながらも、なんとかその犯人らしき人物を撃退。
鎖の呪縛から放たれた片足を失った医師は助けを呼んでくると這いながら脱出。
・・・・・・・・グロかった・・・・絶望的だった・・・・しかし、まぁ・・・二人ともこれで助かるのか・・・・・と安心・・・・・・
したところで、真犯人が登場。はじめから二人の間に転がっていた死体がそうだった。その真犯人は這いながら助けを求めに行った医師の後を、追うように部屋から出て行く。
一人、肩を撃ち抜かれ、もがく男を閉じ込めて・・・・・
「ゲームオーバー」の言葉を残し・・・・・
そして、泣き叫ぶ肩を撃ち抜かれた男の慟哭をBGMにエンドロール。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・か、勘弁してくれ・・・・・・・・・・

この記事に対するコメント
な、なんと・・・
凄い映画ですね。
usiさんの気合の入ったご感想から、
いろいろな物が伝わって参りました。
見ていてストレスを感じる作品て、
以外に出会っちゃう事ってありますよね。
私はリーリンチェイ(Jetリー)が好きなので
主演の”ロミオマストダイ”は迷わず
DVD購入して見たんですが・・・
最後まで良く解からない内容のまま終わってしまい。
一度見ただけで永久にお蔵入りしてしまいましたw

全然主旨は違いますが、usiさんのお話から”キルビル”を
思い出しちゃいました・・・。
どちらがグロいですか?
私の中では結構上位にランクインする
グロさでしたw
【2005/09/09 00:56】 URL | 鉄人 #- [ 編集]


グロさでは・・・・・ソウ-SAW-の勝ち・・・・ではないかと・・・思いますです。
小生的に、キルビルはそんなにグロさを感じなかったのですよね・・・
おっ!!と驚くくらいでしょうか・・・・
状況考えると結構エグイ感じでしたけど、見せ方がソウ-SAW-はグロかったです。
鍵を探すために、人の腸を必死で探ってる所など、もう・・・・・
キルビルはまだ、アクションなどの見せ場があって、少しでも爽快感が味わえたのですが、この作品は、ストレスから逃げ場が無い、といった感じでした。
宣伝文句に「ストレスを感じられる映画」みたいなフレコミがあったので、見事な成功をしてると思います。

告白しますと、ソウ-SAW-のレビュー、書いていくうちに色々と警鐘を鳴らすがごとく、この量になってしまいました。
よく出来た映画でした。本当に・・・・
ただ、グロいということでもなく、しっかりした撮り方をしてました。
ちゃんと作品として面白かったのです。
しかし・・・・・生理的なものだと思います。
苦手な人は、トコトン見れない作りになってる、といった感じでした。
もちろん、そういう売りの作品ですから、良い意味ではっきりとしたモノに仕上がってるのではないでしょうか^^
あああ・・・このような作品見た後は、スカッとばかばかしいものを見て、バランスとりたくなってしまいますです。
【2005/09/09 01:12】 URL | usi #3eQvvr92 [ 編集]

な、なんと!2w
そ、そんなに凄いのですか!?
うーん、何か食べながらとか見れませんよね・・・
映画見てるときって、”お供”が欲しく
なりますw
ストレス~見事な成功をしてると思います。>
って、それがコンセプトだったんですね!
元から万人受けは狙ってなかったのかも
しれませんよねw

スカッとばかばかしいものを見て>
ジャッキーチェンものなんかお勧めですよね♪
プロジェクトAシリーズなど、
スカッとして笑える代表作だと思います。
個人的には”少林寺三十六房”なんかが
お勧めですw
内容がもう・・・最高ですよね^^
【2005/09/09 01:23】 URL | 鉄人 #- [ 編集]

映画観たい・・・。
・・・んですけどぉ観たくない気も・・・。
小説は読んだんですけどね~笑
【2005/09/09 02:05】 URL | 娘々 #- [ 編集]


■鉄人さん
モノを食べながらの鑑賞は、止める事をお勧めいたします。
小生、よく昼食、夕飯などを食しながらDVD鑑賞してます。
で、この作品でもそうでした・・・・・・・
楽しみな映画とか以外は、まったく情報を集めて見る、という事は無いのですね^^
この作品も、まったく前情報無く、パッケージの裏を見て、面白そうかな、という気分で見たのです。
後悔しました・・・・まさかココまでグロいとは・・・・・
ココまでストレス感じるとは・・・・・
食べてた冷やし中華をブッっと吐き出しそうになりました・・・・
ジャッキーチェンものはスカッと爽快感で見るには良いですね^^
近年のものより、昔の拳法ものとかプロジェクトAくらいの時期のものって、ホント、単純に面白いです。
ソウ-SAW-は、ただただグロいというだけではなく、ちゃんとした作品ですので、色々頭を使う作品といった側面もありました。
それなりに、奥が深いです。
ので、バランス取りのためには、逆の方向に頭を使わない作品が望ましいです。
でも、ソウ-SAW-が良く出来た作品なので、そのまったく逆の作品って面白くないかも・・・・・ですが・・・・・
爽快感のみとるななら、ジャッキーものは良いチョイスだと気づかされました^^

■娘々さん
小説お読みになったのですか^^
この作品、色々な所で色々な検証されたりしてるようですね。
結構な波紋を広げているようですな。
もちろん、この作品の理解を深めるために、小説も重要なアイテムとなってるようです。
追い詰められた時、人はココまでするのか!?
といった、ところも見所だったりしますから、そこを映画という媒体でどう表現しているのか、を見るにはいいかもです。
そういった部分でも、優秀な作品でした。
個人的には・・・・・・・・・・あまりお勧めしませんけどね。
出来がどうの・・・・ではなく・・・・・ストレスがたまりますです。
【2005/09/09 12:15】 URL | usi #3eQvvr92 [ 編集]

usiさん観てしまいましたかw
俺もこれ観ましたよ~。
確か『コラテラル』ともう一本とコレの3本を
一気にレンタルして連チャンでw
ずっと気になってたんでレンタルしたんですが…
俺にとってはこの3本の中では一番当たりでした。
というか、俺のツボをジャストミートな作品w
『コラテラル』ともう一つの方にかなり期待してたので、
そちらにガッカリした分を『ソウ-SAW-』で取り返した!
という程に嬉しい気分でした。(*´ェ`*)

元々猟奇殺人事件系統の映画に興味があるので、
こういうダークな手合いを好む傾向にあるんですよね。
しかも、今回の『ソウ-SAW-』は、それプラス
素晴らしいスタイリッシュ映像で魅せてくれました~。
スプラッタ表現で痛々しい場面もありましたが…
ストーリーの進行上あれもアリかなと。

医師の壊れていくサマが興味深かった~。
そして、相手の男が実は●●●で、
しかも、中央に転がってる死体がまさか●●だとは!!
あの大どんでん返しの気持ち良さがもう♪
も…もっとw( ̄ii ̄*) ハフハフ

『キューブ』や『12人の優しい日本人』もそうでしたが、
低予算で場面転換がほとんどなくても
あそこまで魅せれる映画作りが出来るという…
良い見本を示してくれるナイスな映画だと俺は思いました。

ただ…この映画観ながらサラミとか骨付きチキンとかは…
食うのはよした方が良いかもですね~…。
グロがダメな人だと、その食材がトラウマになる可能性大w
(;´▽`)
【2005/09/09 21:43】 URL | 谷 #/CqJHN7I [ 編集]


おお!!谷さんもご覧になられてましたか。
分かります。おっしゃってる事、よく分かりますです。
確かに、映画として良い出来の作品でした。
シナリオもきちんと練りこまれていて、画も良い感じで・・・・・・
低予算なんて何のその、そんな事は映画の面白さと関係ない!!というパワーすら感じるものでした。
ただ、この作品は、前知識、というか、こんな作品だよ、と知っておいてから見ないと、きつかったです。
特に、描写が・・・・・
もちろん、狙いなので、その必要性とか、必然性も理解できるのです・・・・
が、・・・・
もう一つ残念だったのは、客観的になってしまう所でした。
どうしても、今ひとつ入り込めない・・・・
まさに、TVでこんな事件がありました。的に見えてしまったのですね。
多分、どこか嫌な欠点を持ったキャラばかりだった所為だと思うのですが・・・・
こいつは、こんなやつだけど憎めない・・・・
といった奴がいなかったかな・・・と・・・・
そこが無ければ、★4つは行った作品だと思います。

そういえば、『12人の優しい日本人』は今作とは逆ベクトルの気分で見れました。
【2005/09/09 23:01】 URL | usi #3eQvvr92 [ 編集]

(*゜∇゜) おお~
usiさんも『12人の優しい日本人』ご存知とは嬉しい♪
あの映画は『ソウ-SAW-』とはホント真逆に位置するお笑い作品でしたね~w
名セリフも沢山ww
「む~…ざい?」とか「悔いの無い人生!」とかw
あぁ~また観たくなって来ました。
ビデオどこにしまったっけかなぁ?
(*゚Д゚≡゚Д゚*)
【2005/09/10 09:20】 URL | 谷 #/CqJHN7I [ 編集]


『12人の優しい日本人』好きでした^^
あれで、陪審員制度ってこんなのなのか・・・・・と思った記憶があります。
低予算でいうと、三谷幸喜作品とか、伊丹十三作品とかもありですね。
【2005/09/10 12:50】 URL | usi #3eQvvr92 [ 編集]


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