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キングダム・オブ・ヘブン |
usi評価:★★★☆☆
鍛冶屋だった主人公が十字軍に参加し、キリスト教とイスラム教のエルサレムをめぐる戦いにその能力を発揮していく・・・・というお話・・・かな^^ 時間経過が少し曖昧のようですが、史実に基いた作品のようです。 宗教でおこる争い、殺し合いというものは、小生イマイチピンと来ませんが、今も同じ地で同じような事で争ってるのか・・・と思うと、なんとも考えさせられる作品でした。 小生、何の予習も無しに見たので、これからご覧になる方は十字軍の事や宗教観の事を予習しておいた方が、より理解が深まり楽しめるかもしれません。 さて、この作品、結構登場人物が覚えにくく、着いていくのに苦労した感じがいたします。 というか、主人公はじめ感情の流れの部分の表現が説明不足といいましょうか、分かりにくく、何でそうなるの?という所が多々ありました。 その部分だけでは無く、全体的に説明不足な感じもいたしました。 前半はそういった人とのふれあいや、関係、人間関係から来る複線があるのですが、その部分がちょっと見てて退屈を感じました。 もっと見せる事もできたと思いますが、何故か、演出や表現が押さえ気味に思いました。 主演のオーランド・ブルームは単純にカッコよく思いましたが、好感や共感はそんなに感じるものではありませんでした。 描き方の問題なのか、彼の演じるキャラが万能な能力に見えてしまうが、不可解な行動が多いように見えた所為か・・・・・ しかし、今のハリウッド映画で、このような宗教観を背景にしたものを撮ることは難しかったのではないかと思いました。 敵となるイスラム教も、完全に悪役というより、その軍隊を率いる長は、色々と理解した人物に描かれており、事を起こしたのは狂信者と見て取れます。 う~~んほんとに描き方が難しかったんだろうなぁ・・・と思ってしまいました。 が、その部分は見事な描き方をしてたと思います。 ラストの防衛戦はなかなか迫力を感じました。 投石器などはこんなおっかないものなのか・・・と素直に思いました。 あの時代の戦争に使われた様々な知恵も感じました。 また、ぐぐっと引いたカメラ視点も効果的だったと思います。 世界観が良く感じ取れました。 前半部分の展開と、説明不足な感覚が残念でしたが、小生が史実に詳しければもっともっと楽しめた作品だと思いました。
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