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妖怪大戦争 |
★★★☆☆
加藤が率いるメカ妖怪(?)から日本を救え!!というお話。かな^^ 子供向けの作品というか、お話でした。 いや…それでよかったと思います^^ 子供が主人公だったのですが、変に英雄に描かれてなかったのも、よかったと思います。 戦ってるときも、主役の子供がかっこよく戦っているというより、 その子供が使う剣が力を発揮しているといった感じでしたし、 それに振り回されながら戦っている姿、声が結構よかったですね^^ 下手なヒーローに仕立てなかったところは好感が持てました。 また、妖怪たちも戦う(戦争)をしているわけじゃないというところも いい感じでした。 主人公の子供が妖怪たちを引き連れて…なんて展開になると、 ただの愚かしいヒーロー願望映画になって興ざめしてしまうところでした。 妖怪たちが皆、戦うことを嫌がり、ともに戦う仲間が集まらない所などは、見てて面白かったです。 ところで、敵の加藤保憲ってあの帝都物語の…と思ってしまいましたが、 キャラを拝借しただけで関係ないみたいですね^^ さて、子供向けなので、時折笑えるノリで作ってあるところもあります。 演じてるキャラが妖怪なのでそんなに違和感なくそのノリは受け入れられました。 そういった部分もお気楽に見る分にはそれなりに楽しめる作品だと思いますが、 小生的にはCGにちょっとがっかりでした。 あまりにも露骨にそうだとわかってしまう出来でした。 特にCGとそうでないところの差が見えすぎて、気持ち悪く、違和感まみれで見えないこともなかったです。 あと、エピソードごとの掘り下げがいまいちだったと思います。 いろいろ盛り込みすぎて、全体がうすくなちゃったという感じがします。 落ちに少年は大人になる、といったところを持ってくることで、この物語は子供にしか見えない、わからないファンタジーである。という感じに締めくくっているのですが、どうせならソコに焦点を持ってくる形のシナリオにしたほうがよかったのではないかな…と思えました。 妖怪たちは、それぞれの役目を持った子供(小豆洗いはとことん小豆にこだわるといった…)という風に描かれていまして、その子供がごっご遊びをしている感じなのです。 なので、きちんと戦争はしない。 そこはそれで実によかったと思います。 その中でそれぞれが自分のエゴの動機で物語りは高まっていくのですが、そんな仲間に加わった人間である主人公も、仲良くなった妖怪すねこすりを助けたいという自分の思いのみで戦います。 しかし、人は大人になると妖怪を認識できない、見えないという設定です。 なればこそ、少年が大人に近づくにつれ、妖怪たちが見えなくなるといったエピソードがほしかったです。 なにかワンエピソード省いてでも… 落ちに持ってきた、大人になることでの充実とその分無くしてしまうモノの大きさや寂しさは少年自らが選んだ、もしくは人はそうでなくては生きられない業みたいなものがある、と締めくくるには必要だったエピソードじゃないかな…と思ってしまうところもありました。 もうひとつ思ったこと、川姫とアギの女妖怪、エロいです^^
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